2024.01.18
最新技術情報

部品加工時代を切り拓くニューコンセプト細穴放電加工機 SH12

今回は三菱電機の細穴放電加工機VH10/SH12をご紹介します。

1.SH12のカタログ

>>下記でご紹介する「SH12」のカタログ請求はこちらから

2.基本スペック

高性能細穴放電加工機 SH12
機械本体寸法(幅×奥×高)mm 1674×2214×2166
システム総質量(kg) 1720
電極使用可能径(mm) φ0.1~3.0
軸移動量(mm) X:400 Y:300
電極軸移動量(mm) 380
ガイド上下移動量(mm) 300
工作物最大寸法(mm) X:500 Y:300 Z:150
工作物許容質量(kg) 300
主軸回転数(min-1 50~1000

 

 

3.三菱細穴放電加工機ラインナップ

SH12

・デジタル制御FH-B電源搭載

・純水浸漬仕様

・ADVANCE制御装置搭載

 

4.細穴加工の市場状況

細穴加工においては様々な分野で需要があります。

例えば、噴射ノズルのノズル穴、タービンブレードの冷却穴などがあります。

それぞれ市場規模や加工穴径などによって使用方法など異なりますが、

あらゆる製造業で穴加工のニーズが存在することは間違いありません。

また、細穴”放電加工機”なので、ワークの硬度に関係なく、

通電するものであれば加工が可能な点で、

難削材などの小径穴加工などに用いられる場合があります。

以下の図は細穴加工の市場状況と穴径をまとめた図になります。

5.加工サンプル

 

□加工名:難加工材加工

□機種:SH12

□工作物:ニッケル合金

□電極材:黄銅コアレスパイプφ0.70mm

□加工時間:約20秒/穴(t5.0mm部)

□特徴:難削材の細穴加工が可能。複雑形状における細穴加工が可能で加工変質層を大幅に低減

SH12のカタログ

>>上記でご紹介した「SH12」のカタログ請求はこちらから 

6.最後に

いかがでしたでしょうか。

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