2021.09.14
導入事例

お客様の声:株式会社江川製作所様 三菱ワイヤ放電加工機MV1200S

今回インタビューさせていただいたのは富山県南砺市にある株式会社江川製作所様です。

株式会社江川製作所様は1969年に設立され、

プレス金型製作及びプレス加工や切削加工による部品加工

をされています。

本サイトとご縁もあり、2020年9月に三菱のワイヤ放電加工機MV1200Sを購入されました。

本記事ではワイヤ放電加工機購入に至った経緯などをお伺いしました。

1.導入機種

三菱ワイヤ放電加工機 MV1200S

各軸移動量:X400×Y300×Z220(mm)

2.ワイヤ放電加工機を購入しようと思ったきっかけは何ですか?

既設のワイヤ放電加工機の老朽化が近年顕著に現れていました。

そう思い始めた数年前、突然基板が故障し、機械が停止してしまいました。

大物のワークを載せている状態での機械停止だったので、

その加工はできなくなり、急な機械停止の危機感が高まりました。

そんな時に放電加工機お役立ちナビさんに三菱のワイヤ放電加工機を紹介いただき、

ワイヤ放電加工機の購入を本格的に検討し始めました。

 

3.なぜ三菱電機のワイヤ放電加工機なのでしょうか?

老朽化が顕著になり始めた頃、既設のワイヤ放電加工機メーカーに

ワイヤ放電加工機の更新の話をしていました。

話していくうちに弊社で使用しているサードパーティー製のCAD/CAMには

既設のワイヤ放電加工機メーカーの最新機種のポストが立てられないことがわかりました。

現場で加工プログラムを完成させるとミスを誘発しますし、

弊社の運用には合わないと感じました。

しかし三菱電機はポストを立てることが可能だった為、

三菱電機のワイヤ放電加工機が選択肢として加わりました。

 

4.どのような経緯でMV1200Sに決められたのでしょうか?

放電加工機お役立ちナビさんに三菱電機のワイヤ放電加工機について

詳しく話をお聞きすると、「リニューアルマシン」というものをご紹介いただきました。

リニューアルマシンとは日本全国の企業の中で使用しなくなった三菱のワイヤ放電加工機を

三菱電機が回収し、熟練の技術を持った技術者がオーバーホールを行い、

再度、日本全国の企業に「リニューアルマシン」として販売するというものでした。

メーカーとしてのラインナップに、「高精度機」「高生産機」の他に

「リニューアルマシン」と3つ目の選択肢があるのは魅力的でした。

また、「機械をできる限り長く使用してもらおう」という姿勢にも感動しました。

一方で三菱の最新ワイヤ放電加工機MV1200Sもご紹介いただきました。

MV1200Sは高生産機として位置づけられており、

精度よりも生産性を高めた加工を行う弊社にとっては

マッチしたワイヤ放電加工機でした。

最新のワイヤ放電加工機も見ておきたかったので

三菱電機の展示ルームへ加工機の視察に行きました。

そこで一番驚いたのは自動結線でした。

大型ワイヤ放電加工機による板厚400mmワークのジェットレス挿入や

断線点挿入、意図的に変形させたワイヤ線の自動結線など

これまで見てきたワイヤ放電加工機の自動結線とは比べ物にならないものでした。

(自動結線について、動画でご覧いただけます。ご覧になりたい方はご連絡ください。)

メンテナンスのやりやすさもユーザーの声をしっかりと反映させているし、

画面操作もわかりやすくなっており、今まで三菱電機の加工機を使っていなくても

操作はすぐに覚えられるだろうと感じました。

加工機を視察した結果、

リニューアルマシンにも魅力を感じていましたが、

リニューアルマシンよりも最新の技術が搭載されているMV1200Sの方が

弊社にとってメリットのある機械だと感じた為、購入することを決めました。

 

5.MV1200Sを導入して変化はありますか?

30年前の機械と比べるのはかわいそうな気がしますが・・・(笑)

圧倒的に掃除がしやすくなりました。

加工槽が以前よりも浅くなっていて、掃除の手が届きやすいのと、

傾斜がついているので、汚れも落としやすくなりました。

その他にも

ダイスの交換や給電子の位置変えなども少ない手数で実施できるのも変化の一つです。

(ダイス交換や給電子の位置変えなどについて、動画でご覧いただけます。ご覧になりたい方はご連絡ください。)

それと私にとっては悪い変化(笑)ですが、

スイッチやレバーが物理的な物ではなく、

画面をタッチして数字を変化させてコントロール箇所が増えたことですね。

他の工作機械もそうですが、画面をタッチしてのコントロールだと

スイッチを押した感覚みたいなものがなかったり、

手の感触で調整することができなくなったので、

少し慣れが必要だなと感じました。

しかし、画面をタッチしてコントロールするのは世の流れだと思いますし、

若い人はそちらの方がやりやすいと思うので仕方ないと思っています。

 

6.実際に本サイト(放電加工機お役立ちナビ)から購入されて、良かった点はありますか?

MV1200Sを購入する前からですが、営業的・技術的な相談のレスポンスが早いことです。

複数所有している工作機械は購入する機会が多いので、

それなりに知識もあり、購入に必要な情報を集めることは苦労しません。

しかし、ワイヤ放電加工機は30年ぶりの購入ですから、

最新の機械がどのような機能があり、それがをどう弊社に生かせるか、

どのようなオプションがあるのか、など多くの疑問がありました。

しかし、あらゆる疑問に迅速に回答いただけたので

購入までのプロセスが早く、安心して購入することができました。

また購入した後も技術的なサポートもしていただき、

スムーズに立ち上げることができました。

 

7.今後の展望

今後は今まで同様、社内のプレス金型や治工具の加工に使用していきます。

仕事が急激に増えることもないと思うので、

しっかりと足元をみて、着実に成長できるように仕事をしていきたいと思います。

8.放電加工機お役立ちナビ担当者からのコメント

株式会社江川製作所様は私にとって思い出のあるユーザー様です。

最初の出会いは私のお電話からでした。

ホームページなどの情報から三菱のワイヤ放電加工機の導入をすれば

必ず江川製作所様にとってメリットがあると確信していた私は

2年間かけてPRを続けてきました。

そして、ようやく江川製作所様にとって良いタイミングで

良い加工機をご提供することができました。

社長にも

「弊社にPRしてくれた時と同じように、我慢強く、誠実に営業活動を続けていれば

必ずユーザーは信用してくれるよ。私がそうだから。」

とおっしゃっていただいたことは、現在でも大切な言葉です。

これからも江川製作所様に末永く良い機械を使用していただけるように

お手伝いをさせていただきたいと思っています。