選定・導入に関する質問
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放電加工機の主な購入形態には何がありますか?
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新機購入、認定中古機、一般中古機の3つが主な選択肢です。予算や求める性能、納期に応じて最適な形態を選択する必要があります。
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最新の「新機」を導入する最大のメリットは何ですか?
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AI技術「Maisart」などの最新性能による生産性向上です。また、耐用年数が長く、税制優遇や補助金の活用が可能な点も大きな魅力です。
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「認定中古機(リニューアルマシン)」とは何ですか?
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三菱電機限定の認定中古機です。メーカーがオーバーホールを行い本来の性能を復元しており、1年間の故障補償が付帯するため新品同様の安心感があります。
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中古ワイヤ放電加工機を購入する際、特に確認すべき点は何ですか?
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電源が入るか、駆動軸やポンプの異音、水漏れを確認してください。また、自動結線装置が作動するか、加工液の循環が正常かも重要な項目です。
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ワイヤ放電加工機の「水仕様」と「油仕様」の違いは何ですか?
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水仕様は加工速度が速く汎用的です。油仕様は放電ギャップが小さく、超硬合金の加工や微細・高精度加工において優れた面粗さを実現できます。
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超高精度な加工を求める場合、どの機種が適しますか?
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ワイヤ放電加工機では油仕様のMXシリーズ、形彫放電加工機ではピッチ精度±3μmを保証するSV-Pシリーズがフラッグシップモデルとして推奨されます。
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細穴放電加工機はどのような加工に適していますか?
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ドリルでは加工困難な焼入れ鋼や超硬、チタンなどの難削材への穴あけに最適です。バリがほとんど発生せず、非常に深い穴の加工も可能です。
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導入前に「サンプル加工」を依頼するメリットは何ですか?
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実際のワークで目標とする精度や速度、面粗さを満たせるかを事前に確認できます。他社機との比較が可能になり、導入後の立ち上げもスムーズになります。
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メンテナンスリースが推奨される理由は何ですか?
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放電加工機はメンテナンスが精度と寿命に直結するからです。リース料に保守費用を含めることで、適切なタイミングで点検を確実に受けられます。
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リースを利用すると財務面でどのような利点がありますか?
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多額の自己資金を温存でき、銀行の借入枠を維持できます。また、法定耐用年数より短い期間で全額費用化できるため、節税効果も期待できます。
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形彫放電加工機で「鏡面仕上げ」は可能ですか?
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可能です。最新電源やSi(シリコン)を多く含む鋼材、適切な電極を使用することで、Rz0.5μm程度の滑らかな鏡面を得ることができます。
運用・保守・メンテナンスに関する質問
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放電加工機の耐用年数はどのくらいが目安ですか?
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一般にワイヤ放電加工機は約15年、形彫放電加工機は約20年です。ワイヤ放電加工機は加工液に水を使用するため、電気部品への影響が出やすい傾向があります。
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機械の寿命を延ばすために最も効果的なことは何ですか?
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日頃の清掃と定期的なメンテナンスです。特にワイヤ機はガイド等にスラッジ(加工屑)を付着させないことが、部品の損傷を防ぐ鍵となります。
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三菱電機の「サポート10」とはどのような契約ですか?
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新品購入時に加入できる10年間の保守プランです。定期点検に加え、消耗品購入実績に応じた修理費補償があり、突発的な出費を抑えられます。
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「ライフサポート20」はどのような機械が対象ですか?
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製造後20年目までの三菱電機製放電加工機が対象です。定期メンテナンスや故障時の部品代・工賃の割引など、長期的な安定稼働を支援します。
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20年以上経過した古い機械の修理は可能ですか?
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基本的にスポット対応となりますが、メーカーの保守部品が供給終了している場合は修理不能となる可能性があります。最新機への更新の検討時期です。
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ワイヤ電極線の線径はどのように選べばよいですか?
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一般的にはφ0.2〜0.25が多用されますが、使用ダイス径に合わせるのが基本です。微細加工にはφ0.1以下の極細線を使用する場合もあります。
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ワイヤ放電加工機で「イオン交換樹脂」が必要な理由は何ですか?
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水道水は絶縁性が低く放電が安定しないため、樹脂で純水に変えて絶縁性を高める必要があるからです。これが放電加工の根本原理となります。
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プレス金型の加工で精度を出すための注意点はありますか?
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加工により生じる「残留応力」の解放です。加工順序の調整や、加工液温にワークを慣らす「液慣らし」を徹底することが精度向上に不可欠です。
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IoTサービス「iQ Care Remote4U」で何ができますか?
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稼働状況のリアルタイム監視や加工コストの集計が可能です。アラーム発生時の遠隔診断により、ダウンタイムの大幅な短縮にも貢献します
補助金に関する質問
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「エコリース補助金」とはどのような制度ですか?
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環境に優しい設備をリースで導入する際、環境省からリース料総額の3%〜5%分が補助される制度です。メンテナンスリースとも併用可能です。
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放電加工機の導入に活用できる主な補助金は何ですか?
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ものづくり補助金、省エネ補助金、事業再構築補助金、省力化投資補助金が代表的です。自社の事業計画に合わせて選択することが重要です。
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「ものづくり補助金」の補助額や補助率はどれくらいですか?
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通常枠で上限750万〜1,250万円、補助率は1/2〜2/3です。大幅な賃上げを行う場合は、上限額が最大3,500万円まで引き上げられます。
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「省エネ補助金」を放電加工機の更新に使えますか?
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可能です。省エネ効果の高い指定設備への更新などで、補助率は1/3以内、上限は最大1億円です。最新の省エネ機種への更新に非常に有効です。
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補助金申請の採択率を上げるためのポイントは何ですか?
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SWOT分析で自社の強みを明確化し、具体的な数値データで計画を裏付けることです。DXや賃上げ等の政策目標に関連付け、加点項目を多く取ります。
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補助金の申請が不採択になりやすいケースはありますか?
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書類不備や、事業計画の具体性が乏しく内容が薄い場合は不採択になりやすいです。また、過去に採択されてから一定期間経過していないなどの制限にも注意が必要です。
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補助金に関して、菱光商事(放電加工機お役立ちナビ)はどういった支援をしてくれますか?
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最新情報の提供から、申請可否の判断、書類作成の一部サポート、専門コンサルタントの紹介までトータルで支援し、多くの採択実績を保有しています。