【全三回】|第三回放電加工機の中古・レンタル・リースとは?
第三回 なんでリースがおすすめなの?
こんにちは。菱光商事の後藤です。
さて、前回リースがおすすめとご紹介しましたが、今回はなぜオススメなのかを5点のポイントに分けてご紹介します。
まず先にその5点のポイントとは・・・
銀行の借入枠の温存が可能
- 動産総合保険付保されている
- 早期償却可能な為、利益圧縮による節税効果あり
- エコリース補助金利用可能
- メンテナンスリース
です。それでは1つずつ見ていきましょう。
1.銀行の借入枠の温存が可能
自己資金で設備投資を賄うと一時に多額の資金需要が発生します。
銀行融資で調達すると、いざ運転資金が必要になった際に借入枠が埋まってしまいます。
しかし、リースを利用することで多額の資金流出を抑えつつ、銀行の借入枠の温存も可能となります。
2.動産総合保険付保されている
リースは動産総合保険に加入しています。
動産総合保険とは、地震や噴火以外の災害による損害と偶発的な事故による損害に対して保険金が支払われます。
リース会社は所有している物件を包括で動産総合保険に加入している為、ユーザーが個別で保険に加入するよりも安い利率で加入することができます。
3.早期償却できるため、利益圧縮による節税効果あり
ユーザーが支払うリース料はそのまま経費として売上高から差し引くことになります。
ではなぜリース料を経費とすることが良いのかを理解する為には、法人税の仕組みと減価償却を理解する必要がありますが、本項では理解しているものとしてご紹介します。
法定耐用年数10年の放電加工機を購入した場合、償却に10年かかります。しかし、最短リース期間の6年でリース契約した場合、6年で全額費用化され、早期に償却することが可能です。
4.エコリース補助金利用可能
エコリース補助金は中小企業や個人事業主が対象です。
多数の工作機械が対象となっており、リース料総額の3~5%の補助金分の控除が受けられます。また次に紹介するメンテナンスリースも併用可能です。
5.メンテナンスリース
メンテナンスリースは、リース期間中の物件の維持・保守管理などのサービスを含めて提供するサービスです。
月々のリース料と保守に関わる費用を一本化することでコストを把握し、事務処理の軽減にもつながります。
特にワイヤ放電加工機は機械寿命や精度にメンテナンスが重要になってくるので、メンテナンスを定期的に実施することができるメンテナンスリースは特におすすめです。
いかがだったでしょうか。
リースにはこんなにもメリットがあり、設備を導入するときの資金計画の1つとして検討されてみてはいかがでしょうか。